2021年度冬期 文部科学省後援 色彩検定 3級・2級を同時受験しました

2021年度冬期 文部科学省後援 色彩検定 3級・2級を同時受験しました

こんばんは、オリビアです。

表題の通り、2021年度冬期 文部科学省後援 色彩検定 3級・2級を同時受験しました。

なぜ受けたのか

半分は趣味、半分は実用です。

色が人に与える印象の影響の大きさはわかっていたものの、色のことをあまりにも知らない。

例えば、お客様に提示する資料一つとっても、どこにどんな色を配置すべきなのか、
統一感があっても目立たせるべきところを目立たせるにはどうしたらいいのか。

趣味(?)でメイドとかブログとかやってても、写真も含めなんかいまいち理解できてない。
写真を撮るときの光源の問題とかもよくわかんない。

きっかけはそんな感じです。

どう勉強したか

結構やむを得ない事情で、勉強する時間がほとんどとれませんでした。
いやビアさん毎回そんなこと言ってない?って言われそうですが、今回は本当にやむなし・・・

ただ、以前の私だったら試験ブッチしてたと思うのですが、かなり朝早起きしてちゃんと試験受けただけでも成長したなって感じがします。
いや、試験出願したなら受けろよってのはおっしゃる通りなんですけど、例えば IPA基本情報技術者試験など試験は「0次試験の起床試験で不合格だった」「-1次試験の出願試験で不合格だった(受けようと思ってたけど出願忘れた)」とかはよく言われるものです。

今回使用した参考書はこちら。

最短合格! 色彩検定2級・3級テキスト&問題集 第2版

…の初版です。もうね、あほかと、馬鹿かと。
といいますのも、かなり前から受験しようとして勉強すらしないという挫折を繰り返していたので初版のほうは持っていました。
色彩検定における参考書の古さがどの程度クリティカルなものなのか存じ上げませんが、受かる気があるなら最新版の参考書を使いましょう!!!私はなんも考えていませんでした!!!

というわけでやっと本題ですが、勉強方法としてはこのテキスト&問題集を1周しただけです。クズですね。

ただ、PCCS(Practical Color Co-ordinate System:日本色研配色体系)の色相環図(3級・2級)マンセル表色系の色相環(2級)は書けるようになっておいた方がいいとのことだったのでそこはしっかり頭に入れました。

JISの慣用色名というものがあり、例えば[朱色][ベージュ]のようなものがそれにあたります。3級相当の慣用色名でも「私の思っていたカーキはカーキではなくオリーブという色だった…」のような発見が結構あったりしました。2級相当の慣用色名は、[弁柄色(べんがらいろ)][桧皮色(ひわだいろ)][縹色(はなだいろ)]といった、まず私の知識では読むことすらできないものが多く、また2級は記念受験の意味合いが強かったのもあり、捨てました。2級相当の色の名前で気になったのは[新橋色]で、明治中期~大正に東京新橋の芸者衆が好んだ色だそうです。ターコイズブルーと似た色ですが、マンセル表色系では別の色です。面白いじゃん色の勉強。

試験当日・試験直前

必要なのは、受験票、身分証(私は免許証ですが学生証や保険証単品でも可、マイナンバー通知カードすら可)、マスク、筆記用具(HB or B の鉛筆もしくはシャープペンシル・消しゴム)、時計です。

今回 CIVI 研修センター日本橋 で受験しましたが、時計はありません。たぶんですが全会場ないでしょう。普段 Apple Watch を使っているのでそれはさすがに持ち込めず、古い普通の腕時計を探して持ち込みました。
卓上のいわゆる目覚まし時計のようなものを持ち込んでいる方もいました。

今回の会場はすぐ近くにドトールがあるので、早めに行って勉強しようと思っていましたが、試験開始が10時なのに9時の時点で普通に入れました。まじかよ。
なお、受験票に「試験開始前〇〇分までに着席してください」のような記載はありませんが、試験開始10分ほど前に問題を配り始めるのでご注意ください。「試験開始に30分以上遅刻した場合は受験できません」との記載はあったので、まああまり気にしなくてもいいのかもしれません。ですが、着席している場合、問題を配り始めたら当然参考書の類はすべて見れません。

試験当日・3級試験中

時間が全然足りませんでした。
IT系の試験を受け慣れすぎているのもあるかもしれませんが…私が普段受けているような試験は、かなり長く試験時間がとってあり、みんな途中退室していくようなものばかりです。今回の色彩検定は、私の知識不足等もあるかもしれませんが、問題の見直しは一切できないくらいのカツカツさでした。

試験は終了10分前にアナウンスがありました。なお、途中退室はできません。

あと、これ、問題、楽しい。

試験当日・試験と試験の間の時間

3級 10:00-11:10
2級 12:00-13:20
というスケジュールで併願しましたが、11:10に試験終了した後に回答用紙の回収と確認等で10分程度待ちます。(11:20)

2級と3級は、同じ大部屋で席移動しての受験でした。同じような状況の人は何人もいたようですが、「机等のアルコール消毒をする」というので試験監督の方が対応をされており、その間席移動のみの方がどうすればいいのか・一度試験室から退出すべきなのか等の指示がなかったためちょっともたついていました。
また、自席で昼食をとってはいけなかったようで(どこかに書いてありました?)、外階段の踊り場で持参したパンをかじりました笑

なお、特に女子トイレは激混みです。ほかの階を使ってもいいようなことが書いてありますが、どの階も混んでいるのでおとなしく自分の受験階で並んだ方がいいです。

あと注意が一つ、受験票に書いてある試験番号と座席の番号はイコールではありません。
受験番号が座席に書いてあってそこに座るようなイメージがありましたが、違いました。座席誤りには気を付けましょう。

試験当日・2級試験中

3級で時間が足りなかったので、絶対にもっと足りないだろうと問題を解く順番を変えました。
私は後ろの方から解いた方が良かったようで、3級よりは多少時間に余裕がありました。といっても、見直すほどの時間はなかったですが…。

色彩検定受験票

シャーペンと消しゴムなんて使うのいつぶりだろう。

試験当日・試験後

全然関係ありませんが、新豊洲でベルギービールウィークエンドをやっていたので行ってきました。なぜか写真なし。
みんなマスクはしてますが、まるでコロナ前のような雰囲気で大変心が洗われました。。。

自己採点

3級:98問中69問正解
2級:112問中77問正解
でした。色彩検定は70%が合格ラインですが、全問同配点ではありません。
また、難易度によって合格点が変わる⇒69%だからと言って落ちるとは限らない、ということです。

正直試験結果に関してはズタボロで望みゼロだと思っていましたが、3級に関してはちょっとわからないですね。
12月中旬の合格発表を待とうと思います。

思うように勉強できていなかったし落ちても悔いはないですが、面白いしためになるなと思ったので今回落ちてたら次の春にまた受けると思います。

まとめ

履歴書に書きたいなら2級も取っておきたい感じはします。
思っていたより相当面白かったし、ためになったと感じました。パーソナルカラーとかも流行ってますが、まずは基礎を抑えたいですよね。
なお、私は「お手本のようなブルべ夏(資生堂診断)」だそうです。そういった問題は色彩検定には一切出ないですけどね。


オンスクでも色彩検定3級・2級や、パーソナルカラリスト検定の勉強ができるみたいなので、3級落ちてたら使ってみようかな。